我が家では「ベランダ菜園」として
ミニトマトやバジル、ラディッシュなどを(私が)育てています。
息子くんの「食育」がてら楽しんでいます^^
そんな中ですが、100円ショップでも
様々な植物が手軽に手に入るようになっています。
特に、土を使わずに部屋で始めることができる水耕栽培の野菜が注目を集めています。
しかし、水耕栽培には「本当に安全なのか?危険は?」という疑問が生じることがあります。
特に小さいお子さんがいると
気になるところですよね。
そこで、興味はあるけれども心配な方のために
この記事では水耕栽培の野菜が安心できるということついて詳しく解説します。
水耕栽培の野菜が「危険」とされる理由:誤解なんだよー
まず、適切に管理すれば水耕栽培の野菜は「安全」だということをお伝えします。
危険はない、です。
「そもそも」ですが市場には
以下のような水耕栽培で育てられた野菜が多く流通しています。
・豆苗
・ベビーリーフ
・レタス
(全てが全てではないですが)
これらは日常的に私たちの食卓に上るものです。
特に豆苗などはスーパーでも
水耕栽培の状態で売られていますよね。
そして、一度「上」を食べたあとも
水につけておけば、また生えてきて食べられる。
何をもって水耕栽培の野菜は危険と言われているのか(/・ω・)/
でもまあ分かるんです。
水耕栽培が不安視される背景には、次のような懸念があります。
・液体肥料の安全性は確保されているか?
・土を使わないために栄養不足になる恐れはあるか?
・水中で細菌が繁殖するリスクは?
これらの点について、以下で説明します。
水耕栽培の野菜が危険と言われる中身
一般的に野菜の栽培といえば土を使用する方法が思い浮かびますよね。
土を使った栽培では
根が土から水と栄養を吸収して成長します。
一方、水耕栽培では土を用いず
水に入れて利用する液体肥料から必要な栄養を取り込むことになります。
この方法で野菜は「水と液体肥料」を活用して育つわけです。
で、ここで液体肥料が危険なんじゃない?
って話がでてくるわけです。
液体肥料の成分とその安全性について
液体肥料に含まれる成分とその安全性について詳しく解説します。
●肥料の基本成分
液体肥料の主成分として、窒素、リン、カリウムなどがあります。これらは植物の成長を支える重要な栄養素です。
●土壌由来の成分
カルシウムやマグネシウム、硫黄、鉄、マンガンなど、植物の健康を維持するための微量元素も含まれています。
液体肥料は自然由来の安全な成分のみを使用しており
有害な農薬は含まれていませんので、使用にあたっての心配は不要です。
水耕栽培を行う際には
その専用の液体肥料を選ぶことが大切です。
通常の土用肥料には
水耕栽培に必要な成分が欠けていることがあります。
「専用」の理由がわかりますよね!
水耕栽培野菜の栄養価
水耕栽培に用いる液体肥料は
土耕栽培の野菜に劣らない、場合によってはそれ以上の栄養価を持つことがあります。
●栄養吸収と液体肥料
液体肥料は植物が吸収しやすい形で栄養素を提供するため、栄養の吸収効率が高くなります。
また、水中で根を伸ばすことにより
植物は効率的に成長し、エネルギーの消費を抑えることができます。
とはいえ、水中の微生物の繁殖を防ぐためには
定期的な水の交換が重要です。
水の交換は1日に1回から3回が目安とされており
季節や日照の条件に応じて水の状態を観察し、適切に対応することが必要です。
豆苗も2,3日放置すると、、、(´ー`)
すべての野菜が水耕栽培に適しているわけではありませんが、適した野菜を選ぶことで水耕栽培の成功が期待できるんですよー!
水耕栽培しやすい野菜
この章では、手軽に水耕栽培ができる野菜についてご紹介します。
実は私も調べていて驚きました、、
水耕栽培しやすい野菜1.豆苗
豆苗は再生栽培に適した野菜として知られています。
購入した豆苗の茎を根元から5センチメートル切り離し、水中に浸すことで新しい葉が育ちます。この方法で、短期間で再び収穫が可能となり、成長の様子も観察できます。
これはもう鉄板ですね!
スーパーで買ってきた「豆苗の元」を一回で終わらせてしまうのは勿体ないです!
水耕栽培しやすい野菜2.バジル・パセリなど
我が家ではバジルを土で育てていましたが
葉が付いた茎を持つバジルやパセリは、水耕栽培に最適です。
茎を水に挿すだけで、約10日で根が出始め
1ヶ月程度で収穫が可能になります。
水耕栽培しやすい野菜3.ミニトマト
(写真は土で育てているミニトマト)
これはビックリ!
生命力が強いミニトマトは、水耕栽培に非常に適しているそうです。
※やったことがないので「そう」としか言えません。
実際問題、プランターで育てているミニトマトは
「メチャクチャ」大きくなるので…
どなたかやったことがある方いたら教えてください(/・ω・)/
とはいえ、豆苗やバジル、パセリなどは
家庭用の水耕栽培キットを使用すれば、種から簡単に育てることができます。
土耕栽培より安心?
土耕栽培においては害虫の問題が頻繁に起こりますが、水耕栽培では害虫の心配が少なく、殺虫剤を使う必要がありません。
このため、有害な化学物質を避け
自分で野菜を健康的に管理することが可能です。
水耕栽培では植物の成長を直接見ることができるため、世話や収穫のタイミングを適切に判断しやすくなります。
この点から自宅での野菜栽培には
水耕栽培が最も安心であると言えるでしょう。
ただし…
●「適切なやりかたを守れば」です。
水耕栽培においては、根腐れやカビが発生することがあります。
これらの問題を未然に防ぐためには、原因と対策を予め学んでおくことが大切です。問題が発生した場合でも、適切な方法で対処すれば解決可能です。
解決できない場合でも、その経験が次の成功に繋がるため、失敗を恐れずに積極的に取り組むことが重要かなーと。
私のベランダ菜園も毎年試行錯誤の連続です。
水耕栽培は全ての野菜に適しているわけではありませんが、適した野菜とそうでない野菜が存在します。
しかし、天候や災害の影響を受けにくいので
水耕栽培は将来的にもっと発展し、国内の野菜生産を安定させることが期待されているようです。
まあそうですよね、「計算が立つ」のは大事。
家庭での水耕栽培を通じて、安全な野菜作りが可能です。
「危険」じゃないです。
もちろん全ての野菜を自給自足するのは難しいですが
一部を自分で栽培することは
「食育」
としてもオススメです。
まとめ
水耕栽培の野菜には多くの利点がありますが、その安全性については懸念も存在します。
市場に出回っているベビーリーフ、レタス、豆苗などは水耕栽培で育てられ、日常的に食されています。水耕栽培が危険視される理由として、液体肥料の安全性、栄養不足、細菌の繁殖の可能性が指摘されています。
これらに対処するためには適切な管理が必要です。
また、土を使わないため、液体肥料からの栄養吸収が主となり、これが適切に行われれば、土耕栽培に劣らない、あるいはそれ以上の栄養価を持つ野菜を育てることが可能です。
水耕栽培は害虫のリスクが少なく、殺虫剤の使用も不要で、より健康的な野菜の栽培が期待できます。
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